傷害慰謝料
傷害慰謝料とは
傷害慰謝料とは、怪我にかかわる精神的苦痛に対する賠償です。入通院慰謝料という言い方をする場合もあります。
傷害慰謝料の基準
傷害慰謝料は,裁判実務では、通院日と通院期間を基準にいわゆる赤い本という本に掲載されている基準表にしたがって,慰謝料が算定されます。
なお,通院日の3倍もしくは3.5倍と通院期間を比べて短い方を傷害慰謝料の基礎とすることもできますので,保険会社側はこのような主張をして来ることもあります。
なお,裁判では、損害賠償額の公平性の確保の見地から、傷害慰謝料は,赤い本の基準通りになるのがほとんどです。
任意保険基準とは
傷害慰謝料には,任意保険基準があり,保険会社が当初提示してくる傷害慰謝料は、裁判所基準より低額であることが通常です。弁護士が介入すると裁判基準にアップすることがあります。但し、DUONは,弁護士委任するよりも、総合的にみて依頼者の方にとってメリットがある場合は、その旨と弁護士に委任しない場合の対応方法をアドバイスしています(もちろん,それでも委任したいという場合に無理にお断りすることはありません)。