概要
約1年の通院後、相手方保険会社から示談を迫られていたが、弁護士に依頼後、後遺障害等級認定申請して14級9号の認定を受け、440万円の賠償金を回収できた事例
当事務所を知ったきっかけ
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傷病名
全身打撲、両坐骨挫傷、両恥骨挫傷、両側恥骨座骨不全骨折、頸椎捻挫、右肘関節打撲傷、左前腕打撲傷、左胸部打撲傷、左手関節捻挫、左手関節TFCC損傷
事故態様
衝突
事故地
茨城県稲敷郡
弁護士費用担保特約
有
担当弁護士
櫻井孝澄
事件概要
ご依頼者様は、自動二輪車を運転中、自動車に衝突される事故にあい、両側恥骨座骨不全骨折等の傷病を負い、約1年間通院されました。 本来は入院相当の傷病で、事故当日に病院から入院を勧められましたが、家庭内事情により入院できない環境にあったため、通院での治療を行いました。
約1年通院して治療を終了し、相手方保険会社から賠償金の提示を受けました。ご依頼者様は、インターネットで調べてみたところ、相手方の提示額が少ないのではないかと疑問に感じられ、弁護士費用特約を活用して、当事務所へご相談に来所されました。
ご相談時、賠償金を上げる余地はあったものの、それ以前のお話として、ご依頼者様のご状況から後遺障害等級認定の申請をアドバイスしました。
ご依頼後、後遺障害等級認定申請を事前認定で申請し、結果14級9号が認定されました。
その後、相手方保険会社から賠償金184万4680円の提示がありましたが、傷害慰謝料、休業損害(主婦休損)、後遺症慰謝料、逸失利益について、交渉の余地があると考えられるような内容でした。
相手方保険会社と交渉し、休業損害の日額が5700円から1万0483円へ、認定日数が32日から3カ月へそれぞれ増加し、慰謝料は赤い本別表Ⅰ基準での当方請求90%、後遺症慰謝料・逸失利益は当方請求100%まで増額することができました。この内容での示談も考えられましたが、弁護士は交渉状況を見極め、ご依頼者様とも相談し、さらに交渉を継続し、最終的には相手方保険会社から440万円という高額な賠償金を回収することができました。
本件では、後遺障害等級認定の結果が出たから示談書締結まで約3カ月と比較的短期間で交渉を終えることができました。
ご依頼者様にもご満足いただくことができました。