こんにちは、茨城県の法律事務所DUONです。
交通事故では、必ず弁護士に依頼、相談するとは限りません。軽微な場合は示談で終わることがほとんどです。
しかし、後々問題が大きくなった時点でご相談に来られる方もあり、「準備さえできていれば請求できたのに…」ということも珍しくありません。
今回は「交通事故で弁護士に相談するタイミング」についてお話します。
保険会社の言ってることが分からなくなることもあります!
一番ベストなのは事故から間もなくです
ちょっと車がぶつかった、軽い打撲と擦過傷と診断された等であれば良いのですが、頭を打った、出血するような怪我を負ったなど、人体に大きな影響があった場合は医療費はもちろん、後遺障害の可能性までを考える必要があります。
残念ながら医師は「医療の専門家」であり「事故の専門家」ではないので、損害賠償請求を見据えた検査や診断書を出してくれる可能性はあまりない、と考えた方が良いでしょう。
ですので、特に人体において一定以上の損害を被った場合は、最初の段階で弁護士に相談することがベストだと言えます。
保険会社との交渉がうまく行かない時
これまでこのコラムでお話してきましたが…。
事故の被害者になると相手側の保険会社との交渉になります。保険会社としてはできるだけお金を払いたくないというのが本音なので、様々な交渉術を駆使して説得にかかってくる場合があります。
非常にわかりやすいというか揉めやすいのが、示談金の交渉で、被害者側と加害者側の意識の乖離が大きい場合。なかなか落とし所がなく、交渉が長期化してしまうことも多いです。
交渉が長期化していくと、証拠の作成・保全が困難になったりと被害者側には若干不利な状況に傾くこともありますので、なるべく避けたいものです。
弁護士特約があったら積極的に!
現在多くの任意保険に付帯されている「弁護士費用担保特約」。これに入っていると多くの場合最大300万円までが、弁護士費用が保険でまかなえます。
弁護士費用については、死亡事故等の特に重大な事故を除いて、大抵の事故は300万円以内に収まります。付帯されているようでしたら、積極的に弁護士に相談した方が良いでしょう。
▼詳しくはこちらのコラムをご覧ください。
意外と知らない、あって安心!任意保険の弁護士特約
弁護士は身近な相談相手です
「弁護士に相談する」というと、どうしても気後れしたり遠慮がちになったりする方が多いです。でも、弁護士を「身近な法律の専門家」だと考え、事態が深刻になる前に、もっと積極的に相談してほしい、というのが私たち法律事務所DUONの想いです。
皆様にもっと気軽に利用して頂けるために、DUONでは初回の法律相談を無料とさせて頂いております。ぜひご連絡下さいませ。